外国人のための防災講座を開催しました。
10月25日日曜日に、吾妻学習センター分館で「外国人のための防災講座」を開催し、フィリピン、中国、ハンガリー、イギリス出身の方が参加しました。
最初に、蓬莱日本語教室の日下部先生より、災害や避難に関する日本語の講習がありました。
テレビや携帯・スマートフォンの災害情報で使われる「地震」「洪水」などの言葉や、災害が起きたとき近くにいる日本人に協力しもらう「どうしたんですか?」「避難所まで一緒に行ってください」などのフレーズを練習しました。
次に、福島市危機管理室の吾妻主査より、福島市で起きる災害と避難のしかたに関する指導がありました。
参加者の出身国と福島市で起きる災害を比べてみたり、福島市で起きた災害や避難所の様子を実際の写真を見ながら学習しました。
避難所の模擬体験では、避難所に行ったときの受付や、コロナウイルス感染症対策で新たに導入されたテント型のパーテーションを体験しました。
自分はどの災害の時どこに逃げればいいのか、実際に「ふくしまeマップ」のウェブサイトを開いてハザードマップの見方を確認しました。
ハザードマップを初めて見た方も多く、自分の家や職場の周りの避難所やどんな災害の危険があるのか確認する良い機会になったのではないでしょうか。
「自分の命は自分で守ること」、そのための「事前の準備と情報収集」、「日ごろからの地域の人とのつながりが」大切だということを学びました。
多言語防災情報
多言語で防災情報を取得できるツールを活用して、「もしも」のための準備をしましょう!
Safty tips
15言語に対応した防災アプリです。災害発生や避難の情報、災害に関する事前学習、緊急通報へワンタップでダイヤルできる機能などがあります。
Fukushima City International Friendship Association F-IFA Facebook
福島市国際交流協会(F‐IFA)では、Facebookで台風などの気象災害情報や生活支援情報を多言語で発信しています。
主催 (公財)福島県国際交流協会、福島市国際交流協会、福島市